妄想のシェア

Posted on 2012年9月25日

どんな時に興奮しますか?

人それぞれ、いくつかあると思うけれど、ぼくは妄想を膨らませる時にたまらなく興奮します。妄想がだれかに 理解され、シェアされた時にも興奮します。そのような興奮はまるで炭酸水のようなヒリヒリする刺激で、おおむねモノクロな日常に鮮烈な色彩を与えてくれま す。最近、その興奮を感じさせてくれるできごとが2つありました。

ひとつはilove.catの書籍出版記念イベント−猫ナイト−

写真家の鈴木心さん、イラストレーターの長崎訓子さん、そして獣医師/研究員の宮地さんの3人で猫の色々なことについて気ままに語らうというもの。この記事を 作成するにあたり、ラボを紹介した縁で呼んでいただきました。「猫ナイト」と聞くと猫の可愛さをゆるゆるとしゃべり続けるものかと思ってしまうかもしれま せんが、フタを開けてみれば、とんでもない。服部さんらにその意図があったかどうか定かではありませんが、紛れもなくネコを主軸としたサイエンスコミュニ ケーション(カフェ)として機能していました。しかも、鈴木さんから宮地さんへ投げかけられるひとつひとつの質疑が極めて本質をついたもので、学術のおも しろさを社会に伝えるというSYNAPSEの思考とも極めて親和性の高いものとなっていました。ネコという極めてファン層の厚いキーワードが軸になってい るので、twitterの反応や先述の記事のアクセス数も多いようで、学術的面白さ(ぼくらはそれを”アカデミック・グルーブ”と呼んでいます)を伝える 上で伴侶動物をトピックにすることの可能性に大きな拡がりがあることを興奮と共に実感できました。

もうひとつはHITS PAPERの連載、Tab el-生命を巡る食の旅

2年前、SYNAPSE Classroomに登壇していただいた高橋迪雄先生とHITS PAPERの佐々木アラタさんですが、そこで語り尽くせなかった内容がとても濃い内容で連載されています。

ネコと食、クリエイターと研究者。

身 近な話題を軸に新しい価値や事実を創出・探索するものの間で交わされるディスカッションは独特の緊張感と共に学術の面白さを効率よく伝搬できる有効な手段 だと確信しています。そうした確信を裏突けるように次々とぼくの周りで繰り広げられるできごと。それは、何事にも代え難い”妄想する楽しさ”を刺激してく れます。

三大欲求である食欲、性欲、睡眠欲に加え、接触欲(ヒト−ヒト間に限らず)が台頭してきているように思える昨今、これらをキーとし た妄想の展開はまだまだ拡がりを見せていくのではないか、そう思わずにはいられないできごとが2つ続けて生じた事に何かしらの縁を感じずにはいられませ ん。

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