視野を拡げる想像力

 

六本木にある写真ギャラリー IMA CONCEPT STORE。様々な写真集が並ぶこの空間で、先日、連続講義「写真とサイエンス−視野を拡張するビジュアル表現−」の最終回が行われた。

ゲストは「マインドゲーム」、「ピンポン」などで知られる湯浅政明さん、宇多田ヒカルのPVアニメパートやSHORT PEASEのオープニングアニメ、さらに近年では演劇も手がけた森本晃司さん、そして、代替現実(SR)システムを開発した脳科学者の藤井直敬さん。アニメイション監督と脳科学者という異色のクロストークは、私たちが認識する「世界の現実感」を揺さぶるものとなった。

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妄想のシェア

どんな時に興奮しますか?

人それぞれ、いくつかあると思うけれど、ぼくは妄想を膨らませる時にたまらなく興奮します。妄想がだれかに 理解され、シェアされた時にも興奮します。そのような興奮はまるで炭酸水のようなヒリヒリする刺激で、おおむねモノクロな日常に鮮烈な色彩を与えてくれま す。最近、その興奮を感じさせてくれるできごとが2つありました。

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SYNAPSE Project

SYNAPSE Projectと は、研究者を中心に、それぞれ異なるバックグラウンドを持ったメンバーが集まるSYNAPSE Lab.による活動の総称。
特に、大学の研究や学問をひとつのコンテンツとして捉え、その魅力をより多くの人へ届けるため、社会、環境、アート、デザイ ン、建築、メディアなど専門領域の枠組みを飛び越えたイベントやメディア発信を研究者自らが関わり編集・企画・運営していく。様々 な研究と異分野との交流を通じて、一見閉鎖的な空間であるアカデミズムを、ダイナミックに編集し、新たな魅力を引き出していく。学問を様々な領域と融けあ わせることにより、既存のヒエラルキー構造を壊し、新しい文脈を創り出し、学術の新しい社会的循環を産み出すことを目指していく。
メディア制作時には、研究者、編集者、デザイナーが対等な立場で、企画・構想段階から一丸となり、ハイ・クオリティな制作物を実現する。また、プロジェク トのメンバーがこれまでサイエンス・コミュニケーションの世界で培っ てきたノウハウをもとに、単なる学術紹介ではなく、事物や世界の本質に迫る「Sense of Wonder」をテーマに、様々な団体とのコラボレーションや自主企画を展開している。

This project were supported by Social Venture Start-up Market

SYNAPSE Classroom vol. 「食のメタモルフォーゼ」

学術と社会を繋ぐメディアプロジェクトとして活動してきたSYNAPSE projectは、この度、新しいシリーズ企画・SYNAPSE Classroom をスタートさせます。さまざまな研究者の方を講師に迎え、それぞれのクリエイティビティ溢れる研究テーマから、現代におけるメディアや社会、私たちが受け 取る世界のあり方などを探っていきます。

今回のテーマは「食」。ゲストに農学博士の高橋迪雄先生をお迎えいたします。
「ヒトはお かしな肉食動物(講談社+α文庫)」の著者である高橋先生は、東京大学教授を経た後、味の素株式会社健康基盤研究所所長を務め、私たちの「食」に必ず含ま れるアミノ酸や植物素材の研究に携わってこられました。我々の食事情や食文化を「生き物としてのヒト」という観点から見つめ、「ホモサピエンスとしてのヒ ト」と「文明人としての人(ヒト)」の間にあるミスマッチについても言及しています。当日は、「食」にまつわるさまざまなお話を高橋先生に伺っていきま す。

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